Facebook、リアルタイム検索のスイッチを入れる―Twitterの弱みを攻撃 (http://ping.fm/nmcqH)
水曜日, 8月 12, 2009
水曜日, 6月 13, 2007
学習のエスノグラフィー
川床靖子氏「学習のエスノグラフィー」(春風社)が公刊された。
序章 状況的認知研究
第1部 状況に埋め込まれた学習
第2部 状況に埋め込まれたリテラシー
第3部 状況に埋め込まれた可視化と表現
終章 状況的認知研究と教育
学校やワークプレイス、海外をフィールドとした状況論的な観点に立った日本では数少ないエスノグラフィー研究。英語論文としては公刊されているいくつかの研究も日本語で紹介されている。
投稿者 ueno 時刻: 9:39 午後
ラベル: 学習のエスノグラフィー, 状況論
火曜日, 2月 20, 2007
国際ワークショップ「コミュニティにおけるコンピュータ・テクノロジーの使用と開発」のご案内
武蔵工業大学環境情報学部主催、つづき交流ステーション、NOTAネットワーク、NPO法人I love つづき共催で、3月6日の午後に国際ワークショップを行う予定です。
テーマは、都市や地域コミュニティの中で、生活や人々のつながり方、地域を再デザインする際に、コンピュータ・テクノロジーやモバイル・テクノロジーをどのように利用できるかを考えるといったものです。例えば、今回のメインの発表者のフィンランド・オウル大学のKuutii氏は、ウェブやカメラ付き携帯で住民自身が情報を収集することで都市のプランニングを住民参加で行うユーロ・プロジェクトの紹介をされます。日本側は、様々なコミュニティにおける活動やその支援のための様々なテクノロジーやその使用のあり方を紹介します。(Kuutii氏の詳細については、メールの最後の方を参照下さい。)
関心おありになる方はぜひご参加下さい。
参加ご希望の方はご氏名、懇親会参加、不参加をご記入の上、2月25日までに上野までメールでお知らせ下さい。ワークショップ参加費は無料、懇親会参加費は一般2000円、学生・院生1000円です。
上野直樹
武蔵工業大学環境情報学部
nueno@yc.musashi-tech.ac.jp
国際ワークショップ「コミュニティにおけるコンピュータ・テクノロジーの使用と開発」
主催 武蔵工業大学環境情報学部
共催 つづき交流ステーション
NOTAネットワーク
NPO法人 I love つづき
企画代表者 上野直樹(武蔵工業大学環境情報学部)
日時 2007年3月6日 1:00-5:30
場所 武蔵工業大学環境情報学部(横浜キャンパス)
3号館4階グループワークルーム
アクセス
http://www.yc.musashi-tech.ac.jp/top/access.html
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ワークショップ・プログラム
上野直樹 武蔵工大環境情報学部
企画の趣旨と全体のアウトライン紹介 1:00-1:15
Kuutii氏発表(通訳予定)
都市の参加デザインのためのニュー・テクノロジー 1:15-2:15
New technologies for participatory urban planning
日本側発表 2:30-5:00
澤田浩二 武蔵工大環境情報学部「ライブハウスコミュニティのためのマルチレイヤーマップのデザイン」Design of multilayer map for livehouse community
古沢剛、松村飛志 武蔵工大環境情報学部「グラフィティ・コミュニティーのためのグーグルマップのデザイン」Design of Googlemap for graffiti community
岩室晶子 NPO法人 I loveつづき 「街づくりのためのマップのデザインと使用」Design and use of map for reconstuction of local community
永田周一(洛西一周) 慶応大学大学院政策・メディア研究科「NOTA:ユーザー主導型コミュニティ活動支援システムの研究 」User Driven Approach for Community Activity Support System
土橋臣吾 武蔵工大環境情報学部 「グーグルマップとケータイ動画:試作版のデモンストレーション」google maps + video camera phone: demonstrating a prototype
小池星多 武蔵工大環境情報学部「コミュニティの中で行われるロボットデザイン」Collaborative Design of Robot in a Community of Practice
懇親会 6:00-8:00
於 武蔵工大横浜キャンパス・カフェ
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カウッティー教授について
カリ・カウッティー教授
フィンランド、オウル大学情報処理科学学部
人とコンピュータのインターラクション、グループ・テクノロジー研究室
Prof. Kari Kuutti
Laboratory of Human-computer Interaction and Group Technology
Department of Information Processing Science
University of Oulu
Linnanmaa, FIN-90570 Oulu, FINLAND
カウッティー教授研究領域、研究テーマ
研究領域は、実生活におけるインターラクティブなコンピュータの使用の研究とデザインである。地域コミュニティ、企業などを対象として、コンピュータの使用の研究とデザインを、個々人、協同的活動、組織のイノベーションというレベルで行なっている。研究発表は、主に、Human-Computer Interaction (HCI), Computer-Supported Cooperative Work (CSCW), and Information Systems (IS)といったジャーナルでなされている。
木曜日, 12月 14, 2006
刊行「科学技術実践のフィールドワーク」
上野直樹・土橋臣吾 編著
「科学技術実践のフィールドワーク:ハイブリッドのデザイン」
せりか書房
ようやく出ます。今日見本が届きました。
アクターネットワーク理論や状況論に関連する科学技術実践に関する理論的論文、フィールドワーク研究を集めたものです。
カロンのハイブリッドやエージェンシーについて議論した翻訳論文も含まれています。
ラベル: アクターネットワーク, お知らせ, 状況論
金曜日, 12月 08, 2006
ワークショップ終了
12月2、3日に武蔵工業大学環境情報学部(横浜キャンパス)で行なわれたISCAR, Japan主催の「ポスト状況論:学習環境と情報デザインへのアプローチ」のワークショップは、盛会のうちに、無事終了しました。まだ、ちゃんとは数えていないですが、100名ほどの参加があったと思います。
参加して頂いた皆様、ありがとうございました。また、企画、運営、展示に関わった横国、武蔵工大の学生、院生の皆様ご苦労様でした。さらに、発表、コメント頂いた皆様、ありがとうございました。
今回は、学生、院生の研究展示とワークショップの組み合わせの企画でしたが、盛りだくさんすぎたなど反省点はいくつかありますが、様々な研究やテーマへのアクセスを可能にしたという点で、大筋で、次回以降につながる展望を得ることができたと思います。
次回以降は、もう少し参加大学を増やしつつ、より多様な展開をめざしたいと思います。
ワークショップの内容については、また、おいおいまとめて行く予定です。
金曜日, 11月 10, 2006
「ポスト状況論:学習環境と情報デザインへのアプローチ」ワークショップのご案内(公式版)
12月2日(土曜日)に、ISCAR, Japan主催の「ポスト状況論:学習環境と情報デザインへのアプローチ」をテーマにするワークショプを行います。このワークショップでは、学習環境や情報のデザインのための観点、実際のデザインの方法を具体的なデザインを紹介しながら模索します。
また、同時に、12月2日、3日に学生、院生などの研究展示も行います。
関心ある方は、ぜひご参加ください。学生展示は、フィールドワーク研究、情報デザイン研究、学習研究などのテーマで横浜国大、武蔵工大あわせ50件近くの展示を予定しています。
参加ご希望の方はご氏名、懇親会参加、不参加をご記入の上、11月20日までに上野までメールでお知らせ下さい。ワークショップ参加費は無料、懇親会参加費は一般2000円、学生・院生1000円です。
上野直樹
武蔵工業大学環境情報学部
nueno@yc.musashi-tech.ac.jp
ISCAR, Japanワークショップ・サイトは以下です。今後、このワークショップ関連のお知らせ、資料、議論などは、このサイトに掲載します。
http://iscar-japan-workshop.blogspot.com/
ワークショップなどの日時、場所、プログラム、発表要旨は以下の通りです。
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日時
ワークショップ:12月2日(土)午後1時半〜6時半
研究展示:12月2日(土), 12月3日(日)午後1時〜5時
場所
ワークショップ 武蔵工業大学環境情報学部 3号館2階32A教室
研究展示 武蔵工業大学環境情報学部 4号館2階カフェ
懇親会 武蔵工業大学環境情報学部 4号館2階カフェ
アクセス
http://www.yc.musashi-tech.ac.jp/top/access.html
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ワークショップ・プログラム
○企画の趣旨と全体のアウトライン紹介 1:30-2:00
上野直樹(武蔵工業大学環境情報学部)
○サブカルチャーのハイブリッドなデザイン 2:00-3:00
司会 有元典文(横浜国立大学教育人間科学部)
コメント 有元典文(横浜国立大学教育人間科学部)
茂呂雄二(筑波大学心理学系)
土橋臣吾(武蔵工業大学環境情報学部)
「集合体としてのユーザー、ヘビーユースというふるまい」
インターネットのヘビーユーザーへのインタビュー調査を通じて、メディアを使えるということがどのようなことなのかをアクター・ネットワーク理論的な観点から考える。結論的には、ユーザーという存在が個人という概念を超えた集合体/態であることが示され、そうした視点からユーザー・エージェンシーのデザインという新たな論点を提示する。
岡部大介(慶應義塾大学政策・メディア研究科)・宮本千尋(横浜国立大学教育人間科学部)
「ハイブリッドな集合体としての「オタク」」
「オタク」という社会的現実は彼らの参加に先だってある。その「オタク」であることの本質は、人工物、実践等の細部の集合に宿る。本質とは具体的なディテールなのだ。彼らは、自分自身がいかなる「オタク」であるかを、様々なカテゴリや他者、人工物、過去の自分などとの交渉を通して可視にする。ここでは、「オタク」が自分自身について語る場面に着目し、ハイブリッドな集合体(hybrid collectives)として の彼らの日常的な実践を記述する。
○休憩 300-3:30
○ 実践やネットワークに埋め込まれた情報デザイン 3:30-5:00
司会 有元典文(横浜国立大学教育人間科学部)
コメント 山崎 真湖人(アドビ システムズ(株))
植村朋弘(多摩美術大学造形表現学部)
野々山 正章、澤田 浩二、斉藤 謙介(武蔵工業大学環境情報学部)
「多層的な知識、関心を表現するドキュメントのデザイン」
コミュニティやネットワークの中でドキュメントは用いられ、多視点
的かつ多層的な知識や関心を表現している。このドキュメントのデザインをネットワークのデザインとして捉え、そのモノのみのデザインを超えた、ネットワークの表象としてのデザインを目指し、ツーリング、アマチュアミュージシャン、ゼミなどの具体的な実践に即して、ドキュメントのデザインを試みた。
天笠邦一(あまがさくにかず)(慶応義塾大学政策・メディア研究科)
「カメラ付ケータイを利用したワークショップにおける生活者の主体的『まち』構築の試み」
本研究では、カメラ付ケータイを介した現実空間の文節化とそのWEB上の地図へのマッピング・分類を行うワークショップを通じて、生活者が主体的・実践的に「まち」の見え方を構築するその可能性を論じる。Lynchによる"Juxtaposition"のコンセプトを援用し、カメラ付ケータイにより生成されるイメージによる「現実」の構築とその交換による地域社会への参加のデザインを模索するものである
真行寺由郎(武蔵工業大学環境情報学部)
「時間のエコロジー〜学生間の情報エコロジーをつなぐツールとしてのスケジューラのデザイン〜」
この研究では、特定の活動に焦点を当て、時間に関する人工物のデザインを通して活動のデザインを行う。また、その活動を取り巻く人工物の配置を調査分析し、時間に関する情報エコロジーを明らかにする。
○休憩 5:00-5:30
○ 学習環境のデザイン 5:30-6:30
司会 茂呂雄二(筑波大学心理学系)
コメント 有元典文(横浜国立大学教育人間科学部)
山崎 真湖人(アドビ システムズ(株))
加藤 浩(NIME / メディア教育開発センター)
「協調学習環境における創発的分業のデザイン」
本講演では、制度的分業とは別に、人々が相互行為的に分業を組織化し、維持・再編する行為を創発的分業と呼び、創発的分業を支援する学習環境が豊富な学習機会を提供する場として重要であることを主張したい。具体的には、学生が対面でCSCLソフトを使って協働作業している場面を分析して、そこで創発的分業がどのようにして達成されているかを明らかにし、それが成立するための要件を考察する。
小池星多(武蔵工業大学環境情報学部)
「ネットワークとしてのロボットのデザイン」
研究室では、人間とコミュニケーションできるロボットをプログラムして幼稚園に持ち込み、幼稚園の活動の中でロボットをデザインする実践を行っている。ロボットとセットで幼稚園に入り込んだ私達研究室のコミュニティと、幼稚園教員のコミュニティとのネットワーキングの変容が、ロボットというテクノロジーの幼稚園での価値や地位を変容させる。さらに、ロボットのデザインとは、そのもののデザインではなく、教員、学生、ロボットのメーカー、園児、父母との多様な社会的ネットワーキングのデザインである。ここでは、学習環境のデザインをこのようなネットワークとしてのロボットのデザインを通して行なう事例を紹介する。
○ 懇親会 6:45-8:45
水曜日, 11月 01, 2006
土曜日, 10月 28, 2006
水曜日, 10月 25, 2006
「ポスト状況論:学習環境と情報デザインへのアプローチ」ワークショップのご案内(速報2)
12月2日(土曜日)に、ISCAR, Japan主催の「ポスト状況論:学習環境と情報デザインへのアプローチ」をテーマにするワークショプを行います。このワークショップでは、学習環境や情報のデザインのための観点、実際のデザインの方法を具体的なデザインを紹介しながら模索します。
また、同時に、12月2日、3日に学生、院生などの研究展示も行います。さらに詳細な情報は、後日、連絡致します。
関心ある方は、ぜひご参加ください。
上野直樹
武蔵工業大学環境情報学部
ISCAR, Japan関連サイトは以下です。今後、このワークショップ関連のお知らせ、資料、議論などは、このサイトに掲載します。
ISCAR, Japanブログ
ワークショップなどの日時、場所、プログラム、発表要旨は以下の通りです。
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日時
ワークショップ:12月2日(土)午後1時半〜6時半
研究展示:12月2日(土), 12月3日(日)午後1時〜5時
場所
ワークショップ 武蔵工業大学環境情報学部 3号館2階32A教室
研究展示 武蔵工業大学環境情報学部 4号館2階カフェ
アクセス
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ワークショップ・プログラム
○ 司会、コメント
茂呂雄二(筑波大学心理学系)
有元典文(横浜国立大学教育人間科学部)他
○企画の趣旨と全体のアウトライン紹介
上野直樹(武蔵工業大学環境情報学部)
○サブカルチャーのデザイン
土橋信吾(武蔵工業大学環境情報学部)
「集合体としてのユーザー、ヘビーユースというふるまい」
インターネットのヘビーユーザーへのインタビュー調査を通じて、メディアを使えるということがどのようなことなのかをアクター・ネットワーク理論的な観点から考える。結論的には、ユーザーという存在が個人という概念を超えた集合体/態であることが示され、そうした視点からユーザー・エージェンシーのデザインという新たな論点を提示する。
岡部大介(慶應義塾大学政策・メディア研究科)・宮本千尋(横浜国立大学教育人間科学部)
「ハイブリッドな集合体としての「オタク」」
「オタク」という社会的現実は彼らの参加に先だってある。その「オタク」であることの本質は、人工物、実践等の細部の集合に宿る。本質とは具体的なディテールなのだ。彼らは、自分自身がいかなる「オタク」であるかを、様々なカテゴリや他者、人工物、過去の自分などとの交渉を通して可視にする。ここでは、「オタク」が自分自身について語る場面に着目し、ハイブリッドな集合体(hybrid collectives)として の彼らの日常的な実践を記述する。
○実践やネットワークに埋め込まれた情報デザイン
天笠邦一(あまがさくにかず)(慶応義塾大学政策・メディア研究科)
「カメラ付ケータイを利用したワークショップにおける生活者の主体的『まち』構築の試み」
本研究では、カメラ付ケータイを介した現実空間の文節化とそのWEB上の地図へのマッピング・分類を行うワークショップを通じて、生活者が主体的・実践的に「まち」の見え方を構築するその可能性を論じる。Lynchによる"Juxtaposition"のコンセプトを援用し、カメラ付ケータイにより生成されるイメージによる「現実」の構築とその交換による地域社会への参加のデザインを模索するものである
野々山 正章、澤田 浩二、斉藤 謙介(武蔵工業大学環境情報学部)
「多層的な知識、関心を表現するドキュメントのデザイン」
コミュニティやネットワークの中でドキュメントは用いられ、多視点
的かつ多層的な知識や関心を表現している。このドキュメントのデザインをネットワークのデザインとして捉え、そのモノのみのデザインを超えた、ネットワークの表象としてのデザインを目指し、ツーリング、アマチュアミュージシャン、ゼミなどの具体的な実践に即して、ドキュメントのデザインを試みた。
真行寺由郎(武蔵工業大学環境情報学部)
「時間のエコロジー〜学生間の情報エコロジーをつなぐツールとしてのスケジューラのデザイン〜」
この研究では、特定の活動に焦点を当て、時間に関する人工物のデザインを通して活動のデザインを行う。また、その活動を取り巻く人工物の配置を調査分析し、時間に関する情報エコロジーを明らかにする。
○ 学習環境のデザイン
加藤 浩(NIME / メディア教育開発センター)
「協調学習環境における創発的分業のデザイン」
本講演では、制度的分業とは別に、人々が相互行為的に分業を組織化し、維持・再編する行為を創発的分業と呼び、創発的分業を支援する学習環境が豊富な学習機会を提供する場として重要であることを主張したい。具体的には、学生が対面でCSCLソフトを使って協働作業している場面を分析して、そこで創発的分業がどのようにして達成されているかを明らかにし、それが成立するための要件を考察する。
小池星多(武蔵工業大学環境情報学部)
「ネットワークとしてのロボットのデザイン」
研究室では、人間とコミュニケーションできるロボットをプログラムして幼稚園に持ち込み、幼稚園の活動の中でロボットをデザインする実践を行っている。ロボットとセットで幼稚園に入り込んだ私達研究室のコミュニティと、幼稚園教員のコミュニティとのネットワーキングの変容が、ロボットというテクノロジーの幼稚園での価値や地位を変容させる。さらに、ロボットのデザインとは、そのもののデザインではなく、教員、学生、ロボットのメーカー、園児、父母との多様な社会的ネットワーキングのデザインである。ここでは、学習環境のデザインをこのようなネットワークとしてのロボットのデザインを通して行なう事例を紹介する。
火曜日, 10月 24, 2006
「文化と状況的学習」Amazonで販売開始
上野直樹・ソーヤーりえこ編著「文化と状況的学習:実践、言語、人工物へのアクセスのデザイン」
ようやくAmazonでも販売開始になりました。
文化と状況的学習 Amazonサイト
金曜日, 10月 13, 2006
「ポスト状況論の展望」ワークショップのお知らせ(速報1)
12月2,3日に、「ポスト状況論の展望:学習環境と情報のデザインへのアプローチ」行なう予定です。
詳細は、間もなくお知らせします。
ラベル: お知らせ, ポスト状況論ワークショップ
web2.0の演習
「情報と教育」という2年生対象の演習で、web2.0の技術を使って、あるテーマでサイトを作るというようなことを始めた。
具体的には、学生が、書き込み可能なGoogle Mapのプログラムをエディターで編集し、サーバにアップし、各グループで自分たちなりのテーマでマップを作るというようなことを行なう。開始直前は、無謀な試みと思えたが、なんとかなりそうだ。多くのグループは、テスト版および実用で使えるバージョンのアップに成功。書き込み可能なGoogle Mapのプログラムを書いたのは研究室学生。
なにしろ大変なのは、演習とは言っても、学生が80名近くいること。アシスタントが二人いても、これは大変。今は、コンピュータの先生みたいだ。どういうテーマで、どういうフィールドワークをやって、コンテンツを作るかがメインテーマだが、一方で、多少のウェブ技術のお勉強。
この演習のためにサーバをセッティングしてくれ、かつ書き込み可能なGoogle Mapのプログラムを書いた研究室学生が、こういうweb2.0の授業は、日本で始めてではと言っていたが、多分、そうなのだろう。
今回のこの演習では、わかりやすいテーマと技術の学習がマッチしていて、学習環境をアレンジしている側としては楽しい。